イラスト(エポック・タイムズ、Getty Images、AP通信、Freepik)

「アリゲーター・アルカトラズ」とは何か ワニ3万匹に囲まれた不法移民収容施設の実態

7月1日、フロリダ州エバーグレーズの奥地で、米国の最新の不法移民収容・送還施設「アリゲーター・アルカトラズ」が稼働し始めた。州当局による建設発表からわずか8日という異例のスピードで建設された。

新設された施設は仮設建物を集めた複合体で、最大で不法移民3千人を収容可能で、職員1千人が滞在できる。すぐ隣には全長約3200メートル、幅約46メートルの滑走路が整備されており、施設の建設費用の大部分は米国国土安全保障省によって賄われた。

「ここに何があるのか、考えてみてください」と、フロリダ州のロン・デサンティス知事は1日に語った。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権による英語能力規定の徹底で、9,500人超の商業トラック運転手が運転停止に。外国人による死亡事故が背景にあり、資格のない運転手による公道の危険を排除する
スタンフォード大学の研究で、新型コロナmRNAワクチン後に起きる心筋炎が、免疫細胞から放出される2種類のサイトカインの相互作用によって引き起こされる可能性が示された
FBI長官がTurning Point USA創設者チャーリー・カーク氏の暗殺事件について最新情報を報告。容疑者タイラー・ロビンソンの関与を確信しつつ、ユタ州当局を支援し捜査継続を強調
トランプ米大統領が、歴代初となるケネディ・センター名誉賞の司会として授賞式に登場。今年の受賞者にはスタローンやKISSなど多彩な面々が並び、トランプ氏は「比類ない年になる」と強調した
アメリカで適合臓器が見つかり希望を抱いた母娘を襲ったのは、提供臓器に潜んでいた致命的な癌だった。さらに、生命兆候のある患者からの臓器調達や内部告発の黙殺など、深刻な不正が次々と明らかになった