参院選で与党過半数割れ 台湾が注視する日本の政局と外交
台湾のシンクタンク「国策研究院」は21日、「2025年日本参議院選挙後の政治的転換と日台関係の展望」をテーマにシンポジウムを開催し、専門家や学者が今後の日本の政局と日台関係の行方について意見を交わした。
国策研究院の王宏仁事務局長は、今回の参院選で自公連立が過半数を割ったことに言及。「衆議院では多数を維持しているものの、政権の安定性は揺らぎ、外交戦略の柔軟性も損なわれている」と述べた。また、「衆参で多数派が異なるねじれ状態では、法案の成立や予算審議が困難になる。今回の選挙結果は、単なる与党への審判にとどまらず、日本の政党制度やリーダーシップの正当性そのものが問われている」と分析した。
副院長の郭育仁氏は、石破首相の選挙前の支持率が20%程度に落ち込んでいた点を挙げ、「岸田政権末期と似た状況だったが、結果は想定よりも良好だった」と評価。政権発足以来、大きな失政は見られない一方で、「自民党内の分裂が目立つものの、与野党の力関係が大きく動いているわけではない」と語った。
関連記事
台湾国防部は12日、11日午前6時から12日午前6時までの24時間に、中国軍機5機と軍艦6隻が台湾海峡周辺で活動したと発表した。このうち軍用機3機は台湾海峡の中間線を越え、台湾北部および南西空域に進入した。これにより、それまで13日間続いていた中国軍機による台湾周辺活動の空白期間は終了した。
トランプ大統領の訪中を目前に控え、3月11日、米海軍のP-8A「ポセイドン」対潜哨戒機1機が台湾海峡を通過した
米国がイランへの軍事打撃を続ける中、中共が混乱に乗じて台湾へ侵攻するのではないかとの見方も出ている。しかし専門家は、その可能性は低いとみている。米軍の実戦能力や中国の軍備評価など、少なくとも四つの要因が背景にあると指摘
トランプ大統領の発言による原油価格下落と、中国の燃料高騰、TSMCの過去最高益、日韓台の経済格差を伝える経済ニュース
中国外交部の台湾高官訪日に対する非難の裏には、日本の沖縄主権を脅かす「三戦」の罠が潜んでいる。表面的な恫喝に怯むことなく、毅然とした対抗措置と国際社会への情報発信の重要性を説くオピニオン記事