2025年8月1日午前、台湾の頼清徳総統は「アメリカの相互関税政策への対応に関する記者会見」を開催した。(宋碧龙/大紀元)

米国が台湾に対し20%の関税 頼清徳総統「一時的な税率」

8月1日、台湾の頼清徳総統は、米国が台湾に対して20%の暫定的な関税率を設定したことを明らかにした。頼総統は、今回の関税率はあくまで暫定的であり、交渉が完了するまで、より合理的な税率を勝ち取るため努力を続けると述べた。

頼総統は自身のフェイスブックで、「米国は台湾の交渉チームに対し、関税率を暫定的に20%と通知した。これは交渉の手続き上の関係で、双方がまだ最終的な総括会議を行っていないための暫定的な措置である」と説明した。また、「米台両者は今後、サプライチェーン協力や通商関連の『232条項』に関する議題についても引き続き議論を行っていく予定だ」と述べた。

頼清徳総統は、「交渉チームの努力に感謝している。限られた時間のなかで4回の実務交渉や複数回のビデオ会議を経て実務者協議を完了し、国家利益、産業保護、国民の健康、食糧安全保障という4つの重要な任務を堅持した」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。
中国共産党軍とインドネシア海軍が台湾東部海域で航行演習を実施することについて、中華民国大陸委員会は8月11日、中国共産党(中共)による軍事的挑発行為は、中華民国の主権を著しく侵害し、地域の安全を脅かすものだと強く非難した。