「高収入」誘惑の裏に潜む罠
若者が消える夏 詐欺の温床へ しかし捜索サイトは閉鎖される=中国
「子どもたちはどこへ消えたのか。そして誰がその帰り道を閉ざしたのか」――ある母親の悲痛な問い
この夏、中国各地で10代から20代前半の若者が次々と行方不明になっている。7月だけでもSNS上には138件以上の失踪情報が投稿され、その多くが学生だった。「高収入」「海外就職」「無料旅行」などの甘い誘い文句に引き寄せられ、最後の位置情報が雲南省(ミャンマーとの国境)だったという投稿も目立つ。最年少の失踪者はわずか14歳だった。
関連記事
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。
最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。
「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」
寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み