キビは脾と胃を補う効果があります。(Shutterstock)

食事は1回20分以上が理想!中医学がすすめる脾胃ケアの8つのポイント

中医学では、脾胃(ひい)は「後天の本(もと)」とされます。人体の五臓六腑はすべて脾胃の滋養によって支えられており、後天的な生命活動を維持する土台となっています。体に現れるさまざまな不調の多くは、脾胃の問題に起因している可能性があります。

ここでは、中医学の観点から「なぜ胃の調子が悪くなるのか」、そして「根本的な健康維持のためにできること」をご紹介します。

現代人は、生活習慣や食生活の不規則さ、ストレスの多さなどが影響し、胃痛や腹部の膨満感、胃酸の逆流、ゲップといった脾胃に関わる症状を訴えて外来を訪れる方が増えています。治療の観点では、中薬(漢方薬)でも西洋薬でも、これらの胃の症状は比較的短期間で改善可能です。

▶ 続きを読む
関連記事
腸の調子を整えようとサプリメントを増やしても、期待した変化がないことがあります。大切なのは数ではなく、自分に必要な種類や量、摂るタイミングを見極めること。消化器専門医がその選び方を解説します
パーキンソン病の人を対象としたダンスは、歩行やバランスの改善に役立つ可能性があり、表現する喜びや人との交流も生みます。専門医の解説と各国のダンス教室での体験を紹介します
顔色の赤みや黄ばみ、青白さ、くすみは、体調の変化を知る手がかりの一つ。中医学での5つの顔色の捉え方と、唇や目元に現れる注意したい変化、手軽にできる指先マッサージを紹介します
アルツハイマー病には、脳のエネルギー代謝の異常が関係しているかもしれません。血糖管理、睡眠、食事、運動など、脳の健康を支えるために知っておきたいことを紹介します
首や背中の痛みは、普段の座り方や寝転び方が関係しているかもしれません。負担をかけやすい4つの姿勢と、こまめに体を動かすコツ、自宅でできる体幹トレーニングを紹介します