中国製コロナワクチン接種後に白血病を発症し、補償を求めて陳情した結果、投獄された趙雅静さん。現在も獄中にあり命の危機に直面している。(左)結婚当時の趙雅静さん。(右)ワクチン接種後に白血病を発症し、病に苦しむ姿。(スクリーンショット)
届かぬ補償 黙殺される声

中国製コロナワクチン接種後に白血病を発症 治療も受けられず投獄された中国の女性

病と闘うべき人が、なぜ獄中にいるのか。

中国・山西省晋中市で、中国製新型コロナワクチン接種後に白血病を発症した女性・趙雅静(ちょう・がじょう)さんの釈放を求める署名活動が広がっている。

趙さんは2021年、地元政府の強制により中国科興(シノバック)製ワクチンを2回接種。その後、急性骨髄性白血病を発症した。夫と共に治療費を巡って陳情を続けたが、当局から「騒乱挑発罪(中国語:尋衅滋事罪)」で起訴され、昨年11月に懲役2年9か月を宣告された。拘束からすでに7か月以上が経過し、体調は急激に悪化しているという。

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