2025年5月27日、マサチューセッツ州ボストンのハーバード大学キャンパスでハーバード大学の看板。米国政府がハーバード大学との残りの財務契約をすべて破棄する意向を示したことを受け、火曜日にハーバード大学の学生らが抗議した。これは、名門大学に前例のない監督を強いようとするドナルド・トランプ大統領の最新の試みである。 (リック・フリードマン/AFP)

ハーバード大学と中国共産党 学術の名を借りた浸透の現実

トランプ大統領が就任して間もなく、米国内で物議を醸す大学との対立が表面化した。その大学とはハーバード大学である。批判の焦点は、同大学が米国の核心的価値観に反する行為に関与しつつ、米国内で得た資金や技術的優位性を利用して、中共による新疆での人権侵害、特にウイグル人に対するジェノサイドの助長に加担している点にある。

一般に、米国の大学教育は世界に誇る競争力の源泉であり、世界中の優秀な人材が目指す目標とされている。その中でも、米国最古の高等教育機関であるハーバード大学は、まさに「宝石」と称される存在だ。

しかし、他の多くのトップ大学と同様に、ハーバードは世界的な左派勢力の影響下にあり、結果として米国の戦略的敵対者である中共を間接的に支援しているとの批判も存在する。

▶ 続きを読む
関連記事
ニューヨーク州の医療従事者へのワクチン義務化を巡り、最高裁が宗教上免除の撤回を支持した判決の上告を棄却。ゴーサッチ判事らは、違憲な州法によって連邦法が保障する個人の権利が奪われかねないと強く批判した
米国最高裁は、投票日後に届いた郵便投票の集計を認めるミシシッピ州法を支持する判決を下した。不正リスクを懸念する保守派と、有権者の利便性を重視するリベラル派の対立など、選挙の公正性を巡る議論を解説する
米最高裁は、女子スポーツへの男子(トランスジェンダー女性)の参加を禁止する州法を支持する判決を下した。この判断はタイトル・ナイン(教育改正法第9編)に基づき、生物学的性別の区別を容認したものである
米司法省が、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐり大陪審捜査に着手したと米メディアが報じた。中国との資金移動や左派系団体への資金提供をめぐる疑惑が焦点となっている
トランプ大統領が米移民・税関執行局(ICE)の名称を「NICE」に変更する考えを表明。X上で実施した世論調査では、53万票超のうち62.4%が「NICE」を支持している