2025年4月3日、カリフォルニア州ロングビーチ港にて、中国最大の海運会社「中遠海運」のコンテナ船が見られる。(Mario Tama/Getty Images)

パナマ運河新港湾 運営権売却で中国排除 国際競争と米欧企業参入

パナマ運河管理局(ACP)は、運河両端に新設予定の港湾について、開発・運営権の入札を進めている。2025年末までにプロセスを完了させる計画で、特定企業への一極集中を避けつつ、多様なオペレーターの参入を促す方針だ。今回の入札では、中国最大の国営海運企業「中遠海運(Cosco)」の参加を認めず、当局は中国勢の影響拡大を明確に拒んだ。

ACPのリカウルテ・バスケス・モラレス局長は、中遠海運とイタリアの地中海航運(MSC)が既存港湾の利権を巡る競争で優位を握っていると指摘し、過度な寡占化を防ぐ必要性を強調した。今回の売却対象は運河両端の未開発地で、落札企業は港湾施設の建設と20年間の運営を担う仕組みである。

大西洋側の候補地はパナマのイーラ・テルファス(Isla Telfers)周辺で、この地域では天然ガスターミナルの建設も進められている。局長は「コンテナ輸送能力の拡充と公正な競争環境の構築が不可欠だ」と述べ、国内外からの幅広い事業者の参入を歓迎する姿勢を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
心理学者は、世間がUFOについて熱く議論しない理由について、単に証拠が不足しているからではなく、人間の心理の働きが大きく関係している」と指摘した
著名な中東問題アナリストが、「米国がイランに対して軍事行動を取ったのは、実は中東における中国共産党の布陣を弱体化させ、北京のエネルギーおよび軍事上の支点を断ち切るためであり、将来起こり得る米中衝突に備える狙いがある」と指摘
マドゥロ政およびチャベス前政権の下で、ベネズエラはかつて南米で最も豊かな国であり、世界でも上位20位に入る富裕国家の一つとされた地位から、「破綻した産油国」へと転落した。
米軍がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を生け捕りにし、イランの最高指導者アリー・ハメネイ師を殺害した後、ドナルド・トランプ米大統領は次の目標を明らかにし、共産主義体制のキューバがすでに終焉に近づいているとの認識を示した。
アメリカ国務省は3月5日、アメリカとベネズエラの暫定政権が、外交関係の回復に合意したと発表した。2019年に断絶して以来、約7年ぶりの関係正常化となる。トランプ氏は4日、SNSへの投稿でロドリゲス氏について「素晴らしい仕事をしており、アメリカ代表と非常にうまく協力している」と評価した