トランプ次期米大統領は、4年以内にすべての不法移民を送還し、出生による市民権を廃止する計画だ(Samira Bouaou/The Epoch Times)

米控訴裁 トランプ政権の戦時法適用による追放を違法と判決

米連邦控訴裁判所は2日、トランプ大統領が犯罪ギャングの一員と疑われるベネズエラ出身の不法移民を強制送還するために、敵性外国人法(Alien Enemies Act)を違法に発動したとの判決を下した。

第5巡回控訴裁判所は、2対1の決定で、トランプ政権がテキサス、ルイジアナ、ミシシッピの各州で戦時法に基づく国外追放を行うことを禁止した。

トランプ大統領は3月15日に敵性外国人法を発動する大統領令に署名し、トレン・デ・アラグアギャングの多くのメンバーが「アメリカに不法に侵入し、非正規の戦争を行い、敵対的な行動を取っている」と述べた。

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