働いても報われない国の現実
「給料を返せ!」靴工場従業員ら数百人が役所前で抗議 生産は全面停止=中国
9月16日、中国・広東省恵州市の台湾系靴工場「隆裕鞋業」で、賃金の未払いに抗議した数百人の従業員がストライキを起こした。生産は全面的に停止し、従業員らは役所まで行進して政府に解決を求めた。
多くは地方からの出稼ぎ労働者で、子どもの学費や親の治療費を給与に頼っている。湖南省出身の女性は「役所に訴えても、別の部署に行けとたらい回しにされただけ」と悔しさを漏らす。
同社はナイキなど世界的ブランドの下請け工場だが、需要低迷やコスト上昇で経営が悪化し、給料の支払い遅れが常態化。過去にも抗議は繰り返されており、今回は積もった不満が爆発した。
関連記事
中国の企業・政府・家計の債務残高が、2025年末にGDPの約3倍に達した。政府の利払い費は財政収入を上回るペースで増加。不動産不況による地方財源の縮小や過剰投資も重なり、景気を下支えする政策の余地が狭まっている
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
中国銀行業は利益減少と不良債権増加が同時進行し、利ざやは警戒水準を下回った。表面上は安定を装うが、地方債務や不動産問題など簿外リスクが拡大。外資の撤退も進み、構造的な脆弱性が鮮明になっている
4月の対中直接投資は前年比26.1%減。債券売却やデータ規制強化を背景に外資撤退が進行し、景気減速も鮮明に
4月8日、習近平は中国国防大学で行われた全軍高級幹部向け研修の開講式に出席したが、出席した上将はわずか3人だった。国防大学学長の肖天亮上将は姿を見せていなかった