世界に手を伸ばす中国プロパガンダ戦略(GettyImages)

中共によるプロパガンダの見分け方 「習近平批判せず」や「人権問題に沈黙」が目安か

最近、中国語圏の軍事系ブロガーが中国共産党(中共)の関係者から勧誘を受けた際の録音を公開したことをきっかけに、「中共の対外プロパガンダをいかに見分けるか」を巡る議論が広がっている。

軍事・国際情勢の評論で知られるこのブロガーは最近、中共の対外宣伝工作を担うとする代理人が、自身に協力を持ちかける音声を公表した。録音によると、相手は「月4万ユーロ(約700万円)」という報酬を提示し、海外向けの世論誘導に協力するよう要求。「多少の批判は容認するが、習近平国家主席を批判してはならない」という条件が付されていたという。

この件について、ジャーナリストの矢板明夫氏は12月21日、分析記事を発表し、少なくとも3つの重要な結論が導き出せると論じた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局が米中首脳会談を経済回復のきっかけにしたいとの思惑は、足元の経済指標によって揺らいでいる。最近発表された一連のデータによると、中国の4月の主要経済指標は軒並み市場予想を下回っている
中国で「自傷ライブ」が横行。頭を打ちつけ、体を叩き、危険行為で投げ銭を稼ぐ配信者たち…。13人拘束の背景には、普通では稼げない配信業界の現実があった
中国産ヤマモモに謎の薬液。「自分たちは怖くて食べられない」と業者がいう。「検査の時は薬漬けしていない物を出す」という
中国移動(チャイナ・モバイル)で幹部の摘発が相次ぎ、この1か月で少なくとも6人が調査対象となった。専門家は、通信データや監視網の支配権をめぐる中共上層部の権力闘争が背景にあると指摘する
5月13日の「世界法輪大法デー」に際して、元NBAスター選手のエネス・カンター・フリーダム氏は「勇敢なすべての法輪功学習者に敬意を表したい」と述べ、法輪功の理念「真善忍」を自身の座右の銘とする考えを示した