習近平の腹心鍾紹軍が拘束 軍粛清と汚職疑惑 異例のシグナルか
独立評論家の蔡慎坤氏によると、中国共産党軍内部では内紛に関する情報が絶えず流出しており、多くの将軍らの失脚に関する噂が後に事実と確認されてきた。蔡氏は、中共党首・習近平の軍内における腹心である鍾紹軍が、最近、軍の規律検査委員会に連行されたと指摘した。また、鍾が何衛東や苗華の案件に深く関与しているとも述べた。
習近平は22年間忠誠を尽くしてきた鍾を守り切れなかったとされ、これは極めて異例なシグナルを外部に向けて放っているとみられる。ただし、この情報は当局によって公式に確認されたものではない。
12月25日、蔡慎坤氏は自身のメディア番組で、「鍾紹軍が拘束されたことはすでに確認した。これは単なる冷遇ではなく、完全に見捨てられたことを意味する」と明らかにした。
関連記事
中国の企業・政府・家計の債務残高が、2025年末にGDPの約3倍に達した。政府の利払い費は財政収入を上回るペースで増加。不動産不況による地方財源の縮小や過剰投資も重なり、景気を下支えする政策の余地が狭まっている
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
中国銀行業は利益減少と不良債権増加が同時進行し、利ざやは警戒水準を下回った。表面上は安定を装うが、地方債務や不動産問題など簿外リスクが拡大。外資の撤退も進み、構造的な脆弱性が鮮明になっている
4月の対中直接投資は前年比26.1%減。債券売却やデータ規制強化を背景に外資撤退が進行し、景気減速も鮮明に
4月8日、習近平は中国国防大学で行われた全軍高級幹部向け研修の開講式に出席したが、出席した上将はわずか3人だった。国防大学学長の肖天亮上将は姿を見せていなかった