中共のメディアがイラン政府のメディアの報道を引用し、抗議者を「暴徒」と形容したことが、中国国内のネット世論で強い反発を招いている。(動画のスクリーンショット)

中共メディア イランの抗議者を「暴徒」と報道 中国ネット上で批判殺到し逆風に

中国共産党(中共)メディアがイラン抗議者を「暴徒」と報じたことで、中国ネットでは「人民の英雄」と称賛の嵐! 抖音(ドウイン)投稿に批判殺到、Xでは中共崩壊論も。イラン情勢激化と中国世論の逆風を解説。

イランでは、経済への不満を発端とする抗議活動が拡大しており、抗議者と治安部隊の双方に死傷者が出ている。中共のメディアがイラン政権の報道の表現を引用して抗議者を「暴徒」と呼んだことが、中国ネットユーザーの強い反応を引き起こした。ネット上では「イランの抗議者を暴徒と呼ぶべきではない。彼らは人民の英雄だ」といった声が相次ぎ、世論の注目を集めている。

2025年12月28日、イランの首都テヘランで抗議活動が始まって以来、情勢は急速に激化し暴力的衝突に発展した。動画では、イラン南部で抗議者が政府庁舎の門を強行的に撤去する様子も確認できる。イラン当局は厳しい治安維持措置と大規模逮捕を通じて抗議を抑え込もうとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン新体制発足など中東情勢が緊迫する中、日経平均の急落や円安、原油高が進行している。これに対する日本政府の警戒感や物価高対策、米国エネルギー長官のホルムズ海峡を巡る見解などの動向を解説
イラン国営メディアは、故最高指導者ハメネイ師の息子ムジタバ・ハメネイ師が次期最高指導者として選ばれたと報じた。米トランプ大統領はこれに先立ち、イランの新たな指導者がアメリカの承認を得られなければ「長くは持たない」と述べた
米国とイスラエルは「壮絶な怒り作戦」を展開し、イランのミサイル施設を壊滅した。中共政府は関与を否定しているが、イランのミサイルやドローン戦力は中共の技術や部品への依存を指摘する。イラン外相も中共の長年の支援に言及した
9日、日本政府の支援により、日本人208名がカタールからサウジアラビアへ無事陸路で出国した
イランのドローンは湾岸諸国への攻撃を続けている。トランプ米大統領は、イランの残る指導部とは交渉しない考えを示した