「心のメンテナンス」が必要になった合図かもしれない

こころコラム|正月明けの無気力

正月が終わって、日常が戻ってきた。

それなのに、なぜか動けない。

体が重い。

いや、それより、気持ちが動かない。

何をすればいいのか分からないわけじゃない。

やるべきことは、頭では分かっている。

それでも、心がついてこない。

そんなときは、心のメンテナンスが必要になったときかもしれない。

携帯電話を使い過ぎたら充電しないといけない。

人もまたそう。ただ、人の場合は機械とは違うから、食べて寝るだけの充電では十分でないというときもある。

そんなときは、

心のメンテナンスが必要になった合図なのかもしれない。

携帯電話を使い続ければ、充電が必要になる。

人も、きっと同じだ。

ただ、人は機械とは違うから、

食べて眠るだけでは整いきらないときもある。

これからも、

「少し疲れたな」

「心が、かすかに悲鳴を上げているな」

そう気づいたら、

立ち止まって、心のメンテナンスをしてみてもいい。

無理に頑張るためじゃない。

壊れないままでいるために。

どこか静かになれる環境みつけて、柔らかい座布団を一枚床に敷いて

足を楽に組んで、背筋を軽く伸ばす。

両手は、力を抜いて。

片方の手のひらを上に向けて、

もう片方の手を、その上にふわりと重ねる。

指先や親指に力を入れず、

小さなお椀を持つような形で、

組んだ足の上に置いておく。

目は閉じて、深呼吸を、数回。

呼吸をコントロールしようとせず、

ただ、吸って吐いている事実に気づく。

思考が動き出したら、

「考えているな」と気づいて、

また呼吸に戻る。

しばらく、そうしていると、

焦りは消えなくても、

少しだけ静かになる。

無理して答えを見つようとしなくてもいい。

そして、無理して自分を追い立てなくてもいい。

あなたが必要な答えは、外にはない。

答えは、あなたの心の中に必ずある。

いまはまだ、「何か」の答えを出さなくてもいい。

自分と静かに向き合える時間をちゃんと、もつこと。

それだけで、もう十分な、そして立派な一歩になる。

関連記事
「もう年だから」「今さら遅い」。そう思っていませんか?向上心は年齢に関係なく、誰もが持てるものです。日常の中で実践できる7つの方法で、もう一度「なりたい自分」を目指しましょう
良い人生とは何か。快楽、意味、徳という古代哲学の問いを、炎症や寿命、細胞の反応から見つめ直します
いつも急かされる毎日に疲れていませんか?遅刻や多忙の原因は、実はもっと前の「自分の選択」にあった。慌ただしい日常から脱却し、心豊かな時間を手に入れる「暮らしのペースを落とす5つのヒント」と、現実的なトレードオフの考え方をアドバイスします!
スマホ依存から抜け出すカギは「自分で目標を決めること」にあった?強制されるより自発的な制限のほうが、使用時間を1日平均49分も減らせるという最新研究が話題です。ストレスなく画面から離れ、心のゆとりを取り戻すデジタルデトックスのコツ
「病は口より入る」という言葉から、食と身体の向き合い方、そして他者への敬意や生き方の知恵を紐解くエッセイ。脾胃(ひい)をいたわる食のあり方を通じて、欲望と節制のバランスや真の豊かさを見つめ直します