人生が混乱しているように感じるときがあります。白紙の状態からやり直し、すべての混乱を一掃して、自分が誇れる人生を築きたいと思うこともあるでしょう。
リセットを実現するために、私は小さな行動の力に注目することをおすすめします。それは一見すると単純に聞こえるかもしれませんが、実はとても大切なことです。小さな行動を実践することで、私自身の人生は変わり、さらに私の「恐れない生き方アカデミー」や個別コーチングのクライアント、そして何千人もの人々の人生が変わっていくのを見てきました。
小さな行動はどのように違いを生むのでしょうか?
シンプルなビジョンを描く
まず、自分の人生をどうしたいのかという、シンプルなビジョンをつくりましょう。
自分に問いかけてみてください。「白紙から始められるとしたら、何を望むだろう?」
もっと健康的な食事をして定期的に運動したい、スマートフォンから離れて外に出る時間を増やしたい、と思うかもしれません。あるいは、少し人と交流したり、もっと読書をしたいと感じるかもしれません。情熱を持って取り組めることをしたい、あるいは家を片づけたいと思う人もいるでしょう。
ただ、自分がどんな人生を送りたいのかを、素直に考えてみてください。
散歩に出かけたり、自然の中に座って思いを巡らせてみましょう。どんなことが、あなたにとって本当に心地よいでしょうか?
この時点で、完璧で細かなビジョンを持つ必要はありません。出発点としては、それで十分です。
ビジョンを思い描くときには、疑いはひとまず脇に置いてみましょう。それはどんな気持ちにさせてくれるでしょうか?自分が感じるインスピレーションに身を委ねてください。
小さな行動を実践する
多くの人はここで立ち止まってしまいます。リセットは不可能だと感じたり、圧倒されたり、気後れしてしまうからです。ですが、ここで止まらないでください。
私は、毎日ほんの小さな行動を実践することをおすすめします。
小さなことをひとつ選び、その行動をできる範囲でやってみてください。1日に何度行っても構いません。やる気があれば1日10回でもいいですし、そうでなければ1〜3回でも十分です。毎日、少なくとも一歩か二歩、小さな前進をしてみましょう。もし1日できないことがあっても、自分を責めず、許してあげてください。
では、小さな行動とはどんなものでしょうか?先ほどのビジョンの例に関連するものを挙げてみます。
- 5分間の散歩に出る
- 果物をひとつ食べる
- 1〜2個の物を片づけ、寄付用の箱に入れる
- 自分が情熱を持てそうなテーマのポッドキャストを聴く
- 友人に連絡して「元気?」と声をかける
- 読む本を見つけ、最初の一段落だけ読んでみる
見てわかるように、これらのほとんど、いえ、すべてはとても簡単なことです。ときには「簡単すぎる」と感じることもあるでしょう。それで構いません。「簡単すぎる」と思うくらいの行動を、たくさんやってみてください。
もし、ある行動が難しく感じたら、もっと小さくて簡単な形にしてみましょう。たとえば、10分間の瞑想をしたいけれどできそうにないときは、1分だけ瞑想してみてはどうでしょうか。「自分なら簡単にできる」と思えるくらいまで小さくすればいいのです。
最終的に、こうした小さな行動の積み重ねが「人生のリセット」につながっていきます。あなたは、小さな行動を一つひとつ重ねながら、新しい人生をつくっているのです。これまでと同じやり方を続けるのではなく、少し違うことに挑戦してみましょう。数週間、あるいは数か月、この人生のリセットに取り組んでみてください。そうすれば、あなたの人生に大きな変化が訪れていることを実感できるはずです。
(翻訳編集 井田千景)
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