中国の李強首相(中央)は、2025年7月24日、北京の人民大会堂で行われたEU・中国首脳会談で、欧州委員会のフォンデアライエン委員長と会談し、演説した(Mahesh Kumar A./Pool/Getty Images)

中国共産党に逆風 成果乏しいEU首脳会議 BRICSは減速

中国の世界的な野心が揺らぐ中、欧州連合(EU)と中国の首脳会議に対する低い期待感や、中国共産党の習近平がBRICS首脳会議を欠席したことは、中共が新たな世界秩序を主導できるのかという疑念が強まっていることを浮き彫りにしている。

7月24日、EU代表団が習近平との首脳会談のため中国を訪れた際、北京首都国際空港で迎えられたのは、国家訪問にふさわしい歓迎式典ではなく、シャトルバスだった。この簡素な対応は、首脳会談の成果が乏しいものに終わることを予感させるものだった。

協議では大きな進展は見られず、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、中国に対し市場開放と産業の過剰生産問題への対応を求めた。当初2日間の予定だった首脳会談は1日に短縮され、EU代表団は予定を早めて北京を離れた。一部では、この首脳会談は失敗だったとの評価も出ている。

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