(Shutterstock)

認知症治療は薬だけ? 鍼灸で記憶力の改善と進行緩和を

高齢化社会において、認知症は健康を脅かす重大な問題となっています。注目すべき点として、西洋医学の薬物治療は一部の症状を抑えることはできるものの、反応の鈍化、食欲不振、睡眠の悪化などの副作用を伴うことも少なくありません。

台湾・京禾中医クリニックの院長である陳俊如氏は、認知症の初期段階から鍼灸や中薬による体質調整を併用することで、記憶機能の改善が期待できるだけでなく、症状の進行を遅らせ、患者の生活の質を高める可能性があると指摘しています。

陳氏によると、認知症の最大のリスク要因は加齢であり、これに加えて家族歴がある人、退職後に活動量が減った人、睡眠の質が悪い人も高リスク群に含まれます。

▶ 続きを読む
関連記事
世界で3人に1人が頭痛に悩む時代。特に片頭痛は健康損失の大半を占め、女性への影響も深刻です。薬の使いすぎという落とし穴と、生活習慣でできる対策まで、最新研究から見えてきた現実を解説します。
「1日1万歩は無理…」と感じている人へ。最新研究が示すのは、七千歩でもがんや認知症リスクが大幅低下するという現実的な健康習慣。忙しい日本人の生活に合う、続けやすさと効果の理由を分かりやすく解説します。
鼻歌、後ろ向き歩き、ガムを噛むだけ。神経科学者が教える、今日からできる脳を鍛える習慣とは?忙しい日常でも続けやすい、意外で科学的な脳トレ法を紹介します。
オーストラリアの研究では、70歳以上の高齢者は、普段から音楽をよく聴く人ほど認知症になるリスクが低いことを示した。楽器を演奏する習慣がある人でも同様の傾向がみられる