子どもの抑うつを防ぐために 親ができる5つの寄り添い方
21歳の大学生が、重度の抑うつと心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症しました。彼は医師にこう語りました。「父は、僕にとても大きな傷を与えました。」幼い頃、父親はしばしば殴るぞと脅し、さらには飼っていた猫や犬を傷つけると脅したこともあったといいます。ある時は、父親に腹部を殴られて床に倒れ、その後も蹴られました。成長してからは、「姉より劣っている」と繰り返し批判されるようになり、ついには父親の前で「あなたが憎い」と口にしたといいます。
一方で父親は医師に対し、「息子は怠けがちなので、厳しくしつけなければ問題になるのではないですか。私も子どもの頃、父に同じように育てられました。一緒に遊び、食事をし、運動もしてきました。なぜそこまで私を憎むのか分かりません」と話しました。
ニューヨーク北部医療センターのCEOで精神科医の楊景端医師は、この患者と父親のエピソードを紹介し、性格が内向的で繊細な子どもほど、親の関わり方が適切でない場合、心理的な不調を抱えやすいと指摘しています。
関連記事
子どもの幸福度は、親と過ごす時間と深く関係していると研究は示しています。特別なことをする必要はなく、毎日30分向き合うだけでも、親子の関係や子どもの行動に大きな変化が生まれる可能性があります。
「どうしたの?」より大切な一言がある?200人以上の研究から見えた、子どものEQを育てる親の声かけとは。叱る前にできる関わり方のヒントを、今日から実践できる形で紹介します。
立派に育てたい。その思いは本物。でもそれは、愛?それとも、不安?その違いに気づいたとき、親も子も、少し自由になる。
外遊びはただの気分転換ではありません。骨や免疫、集中力や心の強さまで育てる理由を科学的に解説。安全と成長を両立させる、親が知っておきたい屋外遊びの本当の価値がわかります。
「かわいいおもちゃ」の中に潜むAIの危険性とは。専門家や擁護団体が警告する、依存・不適切発言・プライバシー侵害の実態を解説。子どもを守るために親が知っておくべき最新リスクを紹介します。