2026年1月22日、アイルランドのシャノンから米メリーランド州のアンドルーズ統合基地へ向かう大統領専用機エアフォース・ワンの機内で、記者団の質問に答えるトランプ米大統領(MANDEL NGAN / AFP via Getty Images)

イランに交渉復帰を要求 トランプ氏「次の攻撃はさらに激しい」

トランプ米大統領は1月28日、SNSへの投稿でイラン当局に対し、直ちに核協議に復帰するよう要求し、応じなければ、より激しい軍事攻撃に直面すると警告した。

さらに、アメリカ軍はすでにイラン周辺に大規模な艦隊を展開しており、その規模はベネズエラに対する行動時を上回るとした。一方、イラン側は、アメリカと接触した事実はないと否定している。ルビオ米国務長官は、イラン経済が崩壊状態にあり、大規模な抗議運動が再び起きる可能性が高いとの見方を示した。

投稿でトランプ氏は、「イランが速やかに『交渉の席に着き』、核兵器を持たない公正で公平な合意を結ぶことを願っている。すべての当事者にとって良い合意となるはずだ。時間は残されておらず、まさに一刻を争う状況だ。

私は以前にもイランに伝えた。「合意を結べ、と。彼らは応じなかった。その結果が『ミッドナイト・ハンマー作戦』であり、イランは甚大な被害を受けた。次の攻撃ははるかに深刻になる。同じ事態を繰り返さないように」と述べた。

トランプ氏はまた、イラン海域に展開しているアメリカ軍の戦力は、かつてベネズエラ周辺に配備された部隊を上回る規模だと強調し、マドゥロ政権への対応と同様の手法で、イランに対する軍事行動を取る可能性を示唆した。

投稿では、「ベネズエラに派遣した部隊よりも大規模で、空母『エイブラハム・リンカーン』が先頭に立つ艦隊だ。ベネズエラの場合と同様、必要とあれば速やかに任務を遂行できる態勢にある」としている。

トランプ氏はさらに、「リンカーン」空母打撃群に加え、もう1つの大規模艦隊がイラン近海に向かって航行していることも明らかにした。

これに先立ち、トランプ氏はイラン当局が複数回、アメリカに連絡を取り対話を求めてきたと述べていたが、イラン外相は28日、最近アメリカと接触した事実や交渉を要請したことはないと否定した。ただし、イランは仲介役との連絡は維持していると示した。

同日、ルビオ国務長官は、イラン当局はこれまで以上に脆弱な状況にある一方、国民への弾圧には一切手を緩めていないと指摘した。当局による抗議デモ参加者への激しい弾圧で、すでに数千人が死亡したとされる。

ルビオ氏は、「これまで見られた他の抗議運動と異なり、イランが直面している根本的な問題は、抗議者の核心的な要求に応える能力がないことだ。その原因は経済崩壊にある。政権は資金と資源のすべてを兵器製造や国際的なテロ組織への支援に費やし、社会に還元してこなかった」と述べた。

ルビオ氏は、現在は沈静化している抗議運動が、今後再び大規模に広がると予測した。

「抗議の波は一時的に収まっているにすぎず、将来必ず再燃する。政権が変わるか退陣しない限り、イラン国民の正当で継続的な要求に応えることはできない。国民はより良い生活を享受する権利がある」と述べた。

トランプ氏はこれまでにも、イラン当局による反政府抗議への残酷な弾圧に対抗するため、軍事行動を命じることを検討していると繰り返し表明している。

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