台湾国防部は、演習発表を受け、F-16V戦闘機による中共軍機の監視映像を新たに公開した。(写真提供=中華民国国防部)
習近平が無謀な台湾侵攻をする可能性は?

北京の軍事粛清の中 台湾は「高度な警戒を維持すべき」=専門家

中国の軍事専門家は、中国の最高指導者である習近平が軍の再編を強化しているのは、2027年に開催予定の中国共産党第21回全国代表大会で4期目に向かうにあたり、中国共産党軍に対する支配を保証するためだと述べている。

1月24日、国防部は、中央軍事委員会副主席の張又侠と中央軍事委員会委員の劉振立が「重大な規律違反と法律違反」で調査を受けていると発表する一文の声明を発表した。この表現は、中国共産党(中共)が政治粛清を正当化するために使用する標準的な文言である。

2022年の第20回党大会以降、中共軍の現役上将18人が粛清され、さらに20人が中共の重要な政治行事から単に姿を消している。現役の上級上将は4人しか残っていない。中央軍事委員会副主席の張昇民、国防部長の董軍、東部戦区司令員の楊志斌、中部戦区司令員の韓勝延である。

▶ 続きを読む
関連記事
米空軍大学の研究機関は、中国ロケット軍の核弾頭管理体制を分析した報告書を公表した。備蓄施設や輸送経路の実態を追跡し、管理の弱点も指摘している。専門家は、米国が情報公開を通じて中国に圧力をかける戦略的抑止の狙いがあるとみている。
イラン外相が、中露との「軍事協力」を公言。米軍資産の情報提供疑惑が深まる中、ロシアだけでなく中国の介入も示唆する衝撃の発言
台湾国防部は12日、11日午前6時から12日午前6時までの24時間に、中国軍機5機と軍艦6隻が台湾海峡周辺で活動したと発表した。このうち軍用機3機は台湾海峡の中間線を越え、台湾北部および南西空域に進入した。これにより、それまで13日間続いていた中国軍機による台湾周辺活動の空白期間は終了した。
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
台湾の国防部系シンクタンク「国防安全研究院」の研究員によると、米とイスラエルの軍事作戦では、イランの防空体制はほとんど機能せず、「張り子の虎だった」と指摘する。専門家はその背景に中国製の防空システムに3つの弱点があると分析