北朝鮮ハッカー イメージ画像(Shutterstock)

北朝鮮の工作員がAIで身分偽装し就職 米企業300社が被害=米報道

北朝鮮の工作員が生成AI(GenAI)を用いて身分や職歴を偽装し、各国の企業、とりわけアメリカ企業に潜入して高給のIT職をリモートワークの職員として得ることで、巨額の外貨を獲得している実態が明らかになった。獲得した資金は、金正恩政権の核・ミサイル開発を支える重要な財源になっているとみられる。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが最近掲載した調査報道は、世界的なリモートワークの普及を利用し、北朝鮮の工作員が他国のIT人材を装ってアメリカや世界各地の企業に浸透し外貨を稼ぐ手口の内幕を明らかにした。

報道は、米カリフォルニア州の企業で働く一見普通の遠隔で勤務するソフトウェアエンジニアの事例を紹介。社内名簿では高い生産性を誇る開発者で、リンクトインのプロフィールも充実し、接続IPは米中西部を示していた。しかし実際には、中国の国営宿舎に居住する北朝鮮の工作員「Anton Koh(仮名)」だったという。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
国家安全保障局(NSA)の内部メールによると、2020年大統領選を前に、情報機関の幹部が「外国勢力による米大統領選への干渉」に関する重大情報を差し止め、隠蔽するよう命じ、当時のトランプ大統領にすら報告していなかった
IAEAは18日、IAEAの査察官がシリアの申告されていなかった核施設で「数トン」の核物質を発見したと明らかにした
ノキアが、2026年末までに中国本土の従業員の大半を削減し、ほぼすべての現地拠点を段階的に閉鎖し、アフターサービスのみを残る方針だ
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う