2026年2月20日、衆議院本会議で演説する片山さつき財務大臣(Photo by Kazuhiro NOGI / AFP via Getty Images)

「SANAE TOKEN」問題 片山大臣が語る金融庁の対応

令和8年3月3日に行われた片山財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当大臣)の記者会見において、高市総理大臣の名前を無断で使用した暗号資産「SANAE TOKEN」に関する質疑応答が行われた。片山大臣は、金融庁としての現在の認識や調査の必要性、注意喚起への見解を示した。

「SANAE TOKEN」を巡る報道について、片山大臣は、高市総理自身がXを通じて「一切関係がない」「何らかの承認を付与した事実はない」と明確に発信しており、国民が誤認しないようすでに対応していると説明した。現状では、被害者からの具体的な告発や問い合わせなどは確認されておらず、「大げさなことにはなっていない」との認識を示している。

金融庁としての調査の必要性に関する質問に対して、片山大臣は、一般論として当該暗号資産を販売する場合には暗号資産交換業に該当するとしつつも、現状は具体的な被害の告発がないため、事態の確認程度にとどまっていると回答した。どのような行為が行われているのか、アクセス可能な状態であるのかといった詳細な把握はしていないものの、「必要があるなら必要のあることを必ずする」と述べ、利用者保護や法令遵守の観点から、状況に応じて適切に対応する姿勢を強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
気象庁は29日より、新たな防災気象情報の運用を開始。避難のタイミングを分かりやすくするための警戒レベルとの明確な紐づけや、新設されたレベル4「危険警報」など、情報体系刷新の重要ポイントについて解説
読売ジャイアンツの阿部慎之助 監督が家族間のトラブルに関連して警視庁に逮捕された後、監督を辞任した。読売新聞などが伝えた。
日本大学で替え玉受験をしようとした中国人塾講師は、建造物侵入や偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕された。指定席に着いた直後、本来の受験生も現れたことで不正が発覚
中共が中国国民に対して「日本への渡航を避ける」よう呼びかけた措置は、日本の観光業に打撃を与えるどころか、日本が中国人観光客への依存から脱却する動きを加速させている
辺野古沖で発生した同志社国際高校の研修船転覆事故を巡り、松本文部科学大臣は、同志社国際高校による研修旅行の事前計画などについて「著しく不適切」と述べた。国交省も事故当時「不屈」を操縦していた金井創船長について、海上運送法違反の疑いで中城海上保安部に刑事告発した