漁船の陣形で台湾を包囲 米議員「中共のグレーゾーン戦略は対抗が必要」
台湾周辺の海峡で中国の漁船が頻繁に大規模な陣形を組んで集結している問題について、米連邦下院の美中戦略競争特別委員会は、これは通常の漁業活動ではなく、中国共産党(中共)の「グレーゾーン」戦略の一部であると指摘した。米国と同盟国はこうした戦略を暴露し対抗する必要があり、さもなければ中共は「漁船団」を海上威嚇の手段として利用するとの認識を示した。
昨年末以降、東シナ海では国際的な軍事観察家の懸念を招く現象が確認されている。数千隻に及ぶ中国漁船が個別に操業するのではなく、高度に組織化された幾何学的な隊形で集結し、数百キロメートルにわたる「海上の壁」を形成している。
米下院の中国問題特別委員会は3月16日、Xへの投稿で、こうした動きは通常の漁業活動ではなく中共のグレーゾーン戦略の一部であると指摘した。
関連記事
中国共産党(中共)が近年、核戦力の増強を急速に進めており、国際社会の懸念を招いている。中共が核戦力を急増させ、巨大な核施設ネットワークを構築している目的について、袁紅氷氏は、習近平政権の極めて危険な国家戦略が背景にあると分析している
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
中国の人里離れた砂漠地帯では、少なくとも3か所の大規模な軍事複合施設の建設が進められていると報じられた。
CSISの分析によると、イラン・ウクライナ戦への対応で米国の兵器在庫が枯渇。トマホークやパトリオット等の補充に3年以上を要し、西太平洋での対中防衛に脆弱性が生じている。一方、中国側も実戦経験不足という弱みを抱える
中国共産党がミサイル生産を急加速させている。ブルームバーグの分析によると、2025年には関連企業の売上が大きく伸び、供給網に関わる上場企業は少なくとも81社に上った。米国が中東でミサイルを消耗する一方、中共は台湾有事やインド太平洋での衝突を見据え、備蓄と生産体制の拡大を進めている可能性がある