2026年2月19日、ニューデリーで開催された「AIインパクト・サミット」にて、アンソロピックのCEOダリオ・アモデイ氏が講演を行った(Photo by Ludovic MARIN / AFP via Getty Images)

契約か 良心か アンソロピックが引いた一線の意味

アンソロピックは良心を守るために倫理的な一線を明確に示し、その決断はテック業界全体に波紋を広げた。

 

OpenAIのロボット工学・ハードウェア部門責任者であるケイトリン・カリノウスキー氏は7日、同社の国防総省との契約を巡り辞任した。彼女は司法の監視なしで米国民を監視することや、AIが人間の最終判断なしに標的選定から殺傷までを自動で行うといった点は「これまで以上に慎重な検討が必要だった」と述べた。

彼女の退任に先立ち、マイクロソフト、グーグル、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)企業が個人ユーザーがClaudeにアクセスするプラットフォーム はそれぞれ独立して慎重な法的声明を発表していた。

▶ 続きを読む
関連記事
『論語』学而篇の「礼の用は和を貴しとなす」を解説。真の「和」とは単に波風を立てないことではなく、違いを認め合い秩序を保つこと。「礼」を通じて多様な人々が共生し、徳を社会に実践する本質に迫ります
中露朝の軍事的連携や対日攻勢が激化する東アジア情勢。崩壊しつつあるインド太平洋戦略と強硬姿勢を強める中国の狙いとは何か。その背景にある中国国内の経済減速と富裕層流出の危機から真相を読み解く
中国共産党(中共)中央テレビのドキュメンタリー『江沢民』は、1999年7月20日前後に起きた出来事が、人々が想 […]
憲法や法律などの制度は、地盤の上に建つ「家」にすぎない。社会を真に支える「地盤」とは一体何なのか。制度の形骸化が進む現代において、私たちが足元の道徳的習慣をいかに築き直すべきかを問いかけるシリーズ最終篇
中国共産党の監視技術が世界へ拡大している。ファーウェイなどが提供するAIカメラや通信網は、各国の「スマートシティー」を監視網に変えるのか