2026年3月8日、テヘランで爆発が発生し、煙が立ち上った。これに先立ち、米国とイスラエルは2月28日にイランへの空爆を実施している(Mahsa / Middle East Images / AFP via Getty Images)

録音公開 モサドの警告電話にイラン高官パニック状態で命乞い

イスラエルは、イランの指揮統制体系を解体すべく、政権幹部を組織的に攻撃している。このほど公開された録音データには、イスラエルの情報機関「モサド」がイラン警察の高級指揮官に直接電話をかけ、相手が動転して命乞いをする様子が収められていた。

「ウォール・ストリート・ジャーナル」は3月18日、モサドの工作員とイラン警察高級指揮官の通話録音を公開した。録音の中で、モサドの工作員はペルシア語で直接名前を挙げ、「我々はお前のすべてを知っている。お前はリストに載っている。もし民衆の側に立たないのであれば、お前の運命は指導者と同じものになるだろう」と警告した。

身元情報を完全に把握している工作員を前に、この指揮官は声を荒らげ、哀願するようにこう叫んだ。「兄弟、神に誓って言うが、私は君たちの敵ではない……私はもう死んだも同然だ、助けてくれ!」

▶ 続きを読む
関連記事
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
副大統領は、時期はイラン当局者がいつ出席できるかに一部依存すると述べた。軍事封鎖解除の一方で、イランの出方を見極める米国の姿勢が焦点だ
イラン戦争と和平合意をめぐる混乱の中、著名軍事史家のビクター・デイビス・ハンソン氏は、トランプ政権の対応に対する批判にはいくつかの誤解があると指摘した
米イラン了解覚書の14項目が判明した。対イラン制裁停止、IAEA監視下での濃縮ウラン処理、60日間の検証期間に加え、中国共産党政権による制裁の抜け穴利用を封じる狙いもある
米イランが19日に協定署名へ。だが真の試練は「合意の実効性」か。過去の閉鎖リスク再燃の懸念も