(Shutterstock)

血糖を安定させるための食材と日常習慣

私のほぼ40年にわたる臨床経験の中で、血糖値が激しく変動する患者さんを何度も見てきました。ある糖尿病患者の夫から、「妻が夜に血糖降下薬とインスリン注射をした後に低血糖を起こすことが多く、自分も非常に不安で眠れない」という話を聞きました。実際、血糖を安定させるには、薬や注射だけでは不十分で、毎日の生活習慣の調整がより重要です。

 

食後に血糖が下がらない方には、山芋を強くおすすめします。

同じ医師の友人が次の症例を教えてくれました。友人の知人が健康診断で高血糖を指摘され、彼が毎日蒸した山芋を食べるよう勧めたところ、その友人は低血糖薬を使わずに1日40~120g程度の山芋を食べ続け、短期間で血糖値が正常範囲に戻りました。

▶ 続きを読む
関連記事
中医学では、冷たい飲食物や生活習慣の積み重ねが、手足の冷えや疲労感、胃腸の不調に関わると考えます。寒体質が生まれる背景と、年齢に応じた注意点を紹介します。
中医学では、感情や日々の行いが体の状態にも影響すると考えます。仁・義・礼・智・信という五常と五臓の関係、恨みや怒りを手放す実践法を紹介します。
痰の色や質感は体内の寒熱や水分代謝の乱れを映すサインと考えられています。白い痰、黄色い痰、粘りの強い痰などの違いと、食事で気をつけたい点を紹介します。
中医学では、心の落ち着きや意識の明るさを「神」と捉え、内なる鏡にたとえます。ストレスや生活習慣で曇った心を整えるための、睡眠、自然、瞑想、道徳的な明晰さの視点を紹介します。
中医学の五行説では、怒りや心配、不安などの感情は体内の気の流れと関わると考えられています。木・火・土・金・水の視点から、心身のバランスを整える知恵を紹介します。