イランの検問所へのイスラエル空爆 民衆蜂起の呼び水となる可能性
ここ数十年、イランで国家権力が最もはっきりと姿を現してきたのは、政府の建物や軍事基地の中ではなく、他ならぬ「街頭」であった。
民兵組織のバシジや革命防衛隊、そして警察が運営する検問所は、長年イランの日常生活に深く入り込んできた。大きな交差点や幹線道路、さらには住宅街のあちこちに設けられたこれらの検問所は、国家の監視の目が市民の私生活にまで及んでいることを、常に突きつける存在だったのである。
現在、そのシステムが直接の標的となっている。ここ数日、イスラエルはイラン国内での軍事作戦を大幅に拡大し、イスラム共和国の内部取り締まりネットワークを含む戦略的目標に焦点を当てている。攻撃は、主要都市、特に首都テヘラン全域のバシジ検問所、警察署、移動警備部隊に集中を強めている。
関連記事
イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン政権打倒をめぐりトランプ大統領と協議していると明らかにした。イラン南東部では武装攻撃が相次ぎ、経済悪化も続いている
中国共産党の未登録代理人として起訴された張婉瑩の事件をめぐり、元米防諜当局者が中共国家安全部の活動手法について説明。任務の分担や移動経路、通信方法などを挙げた
イランが戦闘再開に備えてミサイル備蓄を再建し、米国系ハイテクインフラへの攻撃を警告している。海上封鎖や経済難を背景に先制攻撃の懸念が高まる中、イスラエルも警戒態勢を強化。緊迫化する中東情勢を報じる
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた