2024年10月12日、イラン国会議長のモハンマド・バゲル・ガリバフ氏(IBRAHIM AMRO/AFP via Getty Images)

トランプ氏 交渉相手を見極め イラン議会議長が有力候補の一人

トランプ大統領はイラン交渉に前向きな姿勢を示す一方、ホワイトハウスではイランと今後交渉相手となり得る人物について検討を進めている。最新の情報によると、イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長が、アメリカ政府内で注視する人物の一人として浮上している。

報道によれば、64歳のガリバフ氏はこれまで、アメリカやその同盟国に対し報復を示唆する強硬な発言を繰り返してきた。一方で、ホワイトハウス内の一部には、同氏を「交渉可能な相手」とみる見方もあり、将来的にイランの権力構造に変化が生じた場合、トランプ政権と交渉に臨む人物としている。

政府関係者によると、ホワイトハウスは現時点で特定の人物に絞っているわけではなく、複数の候補者について同時に検討を進め、実際に交渉の意思と能力があるかどうかを見極めているという。

▶ 続きを読む
関連記事
イランで政策の混乱が目立っている。ホルムズ海峡の再開放方針が短期間で撤回されたうえ、交渉代表団にも最終決定権がない実態が浮上し、外交部門と軍を握る強硬派の亀裂が改めて表面化した
大統領は、イランが4月18日にフランスの船舶およびイギリスの貨物船に向けて発砲し、停戦合意に違反したと述べた
トランプ政権によるホルムズ海峡封鎖とイラン戦争の行方を、軍事・経済・地政学の視点から鋭く分析。欧州の凋落、中国の台湾への警戒、そして「ポスト海峡時代」を見据えた湾岸諸国の戦略から、世界の真の新秩序を読み解く
イランがホルムズ海峡の「厳格な軍事監視」再開を宣言。米国の海上封鎖への対抗措置として、通航タンカーへの発砲も報告された。トランプ米大統領による停戦延長の不透明感も相まって、緊迫した情勢が続いている
トランプ氏は、「米国は、我が国の偉大なB-2爆撃機によって生成されたすべての核の『塵』を受け取る。いかなる形でも、金銭の授受は行われない」と述べた