イラン 中国のAI主導の戦争戦略にとって実戦の試験場
米・イスラエルの対イラン戦争で、中国の関与が一部で言われるほど公然たるものかどうかはともかく、その動きが極めて意図的かつ戦略的であることは確かだ。その影響は、かなり近い将来、アメリカの対中軍事競争力に直接及ぶ可能性があり、実際にそうなる公算が大きい。
中東での紛争は、中国の軍事計画担当者にとって、米軍の継続的な軍事行動や作戦遂行を観察するまたとない機会を提供している。それだけでなく、複雑な実戦環境の中で、複数の情報源から極めて価値の高い大量のデータを獲得する好機にもなっている。中国にとって幸運なのは、こうした成果を、自ら戦争に巻き込まれることなく手にしている点だ。
要するに、この戦争は中国にとって、自らはほとんど危険を負うことなく、AIを活用した戦争計画モデルを実戦に近い条件で試し、磨き上げる大きな機会となっている。
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