ジル・ボルテ・テイラー博士。マーティン・ボーリング氏提供。

脳卒中で「本当の私」に出会った神経科学者

長年、ジル・ボルト・テイラー博士は、重度の精神疾患を持つ人々の脳を研究することに人生を捧げてきました。ハーバード医学校の同僚たちとともに、統合失調症患者の脳を研究し、科学的なツールがいつか病気の根本原因を明らかにしてくれると信じていました。彼女は、自分のキャリアで最も深い洞察が、研究室ではなく、予想外の場所——自分の脳——から生まれるとは夢にも思いませんでした。

すべては1996年12月のある朝に始まりました。テイラーは左目の下に鋭い痛みを感じて目を覚ましました。いつものルーティンを始めようとベッドから起き上がろうとしましたが、体が言うことを聞きません。腕と脚が重く固くなり、まるでスローモーションのように動きました。

エクササイズマシンに乗ろうとしたとき、彼女は自分の手が突然、巨大で不器用な蹄のように見えることに驚愕しました。強烈な乖離感が彼女を襲い、自分を外から見ているような感覚になりました。

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