防衛大臣・小泉進次郎氏 (Kazuhiro NOGI / AFP via Getty Images)

武器輸出規制緩和後 日本がインドネシアと防衛協力協定に署名

小泉進次郎防衛大臣は4日、ジャカルタでインドネシア国防大臣シャフリー・シャムスディンと防衛協力協定に署名した。同協定では、人員交流、教育・訓練、防衛産業、共同訓練、災害対応など幅広い分野における両国の防衛協力の枠組みを定めている。

防衛協力の拡大を目的とする同協定「防衛協力取決め(DCA=Defence Cooperation Arrangement)」の署名により、国防装備・技術分野における両国の協力が明文化された。日本が近年、殺傷性兵器の輸出禁止を撤廃したことで、これが可能となった。

インドネシアはマラッカ海峡に面し、戦略的に極めて重要な位置を占める。米エネルギー情報局(EIA)によると、マラッカ海峡は世界で最も通過量の多い石油・液化石油製品の輸送ルートであり、中国向け石油の大半がこの海峡を経由する。先月、米国とインドネシアは「主要防衛協力パートナーシップ」の樹立を発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
インドを公式訪問中の小泉防衛相は8月20日午前(現地時間)、ニューデリーのリーラ・パレスでシン国防相と初めて会 […]
中共政府はフィリピン北部のバタネス諸島に対する中国の主権を主張し、古い記録を根拠に現在の領有権へ疑問を投げかけている。これは沖縄の帰属を不確定とする琉球地位未定論と共通する論理構成がみられる。
今年8月に開かれた宇宙・ミサイル防衛シンポジウムで、米軍高官は異例にも、米国は宇宙空間における指向性エネルギー […]
世界貿易の「動脈」を誰が握るのか。米国は海峡を、中共は「一帯一路」を軸に覇権を争う。海洋覇権を維持する米国と、陸路で包囲網をかわす中共。米中の攻防が新たな段階に入っている