天安門からイランへ 同一の悪の論理
来月で天安門蜂起、およびその後の虐殺から37周年を迎える。この出来事はしばしば、北京で戦車の前に立ち塞がる一人の抗議者という、単一のイメージへと矮小化されがちである。
そのイメージは今も人々の記憶に残り続けている。しかし、本質への理解は残っていない。
天安門の悲劇は一つの広場に限定されたものではなく、その後に続いた暴力も同様であった。抗議活動は中国全土に広がり、体制側の対応は北京の枠を遥かに超えていた。一つの「瞬間」として記憶されてきたものは、実のところ、支配政党と自国国民との全土に及ぶ対峙であった。
関連記事
『論語』学而篇第十五の解説記事。貧困や富貴という人生の様々な境遇にあっても、それに縛られず、いかにして自分を磨き徳を守るべきかを分かりやすく解き明かします
米中間選挙を控える中、イラン情勢の激変が米政治に与える影響を分析。経済的困窮やクルド勢力の蜂起がもたらす体制危機の現実と、イラン側の思惑のズレを暴き、中東の激変が米国の外交・選挙力学を一変させる可能性を鋭く突く
なぜ巨大な嘘は暴かれないのか?ゲーム理論や飲食店の裏事情を引き合いに、製薬業界や規制当局が利益と保身のために「沈黙の共謀」を続けるカラクリを暴く。蔓延する不信の時代に、真の信頼を取り戻す難しさを説く論説
奴隷から身を起こし、労働の尊厳と自助努力を説いた教育者ブッカー・T・ワシントン。政治的扇動ではなく経済的自立こそが権利獲得への道だと説いた彼の現実的な哲学は、混迷する現代を生きる若者への処方箋となる
ウクライナ軍は航続3,000キロ超の長距離ドローンで、ロシアの北極圏近くやカスピ海沿岸のエネルギー・物流・軍事施設を攻撃。「安全な後方」は揺らぎ、防空と戦争経済への負担が増している