高官養成校トップに習近平側近 党校長人事が示す「政治温度計」
中国共産党(中共)内で事実上の「ナンバー2」と位置付けられる党中央政治局常務委員・蔡奇が、新たに中央党校長を兼任する体制となった。党幹部養成の最高機関トップである党校長は、単なる教育機関の長にとどまらず、党内統制の強弱や指導部の危機認識を反映する政治的指標としても注目されてきた。
今回の人事は公式な形での発表ではなく、中国中央テレビ(CCTV)が6月5日に放映した映像により明らかになった。同日、蔡奇は中央党校長の肩書で卒業式に出席しており、中央党校の公式サイトでも校長名が蔡奇に更新されていることが確認されている。
中央党校は、中共の幹部に対する思想教育と政策理解の徹底を担う中枢機関であり、そのトップ人事は時代ごとの政治状況を象徴するポストとされる。
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