2026年6月15日、アトランタ・スタジアムで行われた2026年ワールドカップ・グループH、スペイン対カーボベルデの試合終了後、カーボベルデ代表のゴールキーパー、ヴォジーニャ(背番号01)は国旗を振りながら勝利を祝った。(ROBERTO SCHMIDT/AFP)

【W杯2026】40歳GKヴォジーニャ 涙の歴史的引き分け スペイン戦で世界が注目 「この瞬間を生涯待ち続けてきた」

カーボベルデ代表が、優勝候補であり元ワールドカップ王者でもあるスペイン代表と0対0で引き分けたとき、チーム全員が歓喜に沸いた。しかし、その中でただ一人、涙を流していた人物がいた。涙は糸が切れた真珠のように次々とこぼれ落ちていた。その人物こそ、40歳のカーボベルデ代表ゴールキーパー、ヴォジーニャ(Vozinha)である。  

ヴォジーニャは本名ではなく、ニックネームである。ポルトガル語で「小さなおばあちゃん」を意味する。この呼び名は、祖父母に育てられたことに由来している。  

ヴォジーニャは1986年、アフリカ西岸から約600キロ離れた大西洋の島国カーボベルデ(Cabo Verde)に生まれた。父親はサッカー好きで、当初はアルゼンチンの名選手バルダーノ(Valdano)の名前を息子につけようとしたが、当局に認められなかった。そのため父親は、ブラジル代表の伝説的ディフェンダーに敬意を表し、「ジョシマール(Josimar)」と名付けた。  

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