ポルシェ 中国で販売網を縮小 4店舗が販売関連業務を終了へ
ドイツの高級車ブランド、ポルシェは中国市場で事業の縮小を続けている。ポルシェ中国は最近、4か所のポルシェセンターが販売代理店としての業務、または販売業務を終了すると明らかにした。中国での納車台数も4年連続で減少しており、2026年第1四半期の中国市場での納車台数は前年同期比でさらに2割減少した。
中国メディア「界面新聞」によると、ポルシェ中国は6月30日、山東省済寧市、江蘇省淮安市、広西チワン族自治区南寧市興寧区のポルシェセンターが同日付で販売代理店としての業務を終了したと明らかにした。また、安徽省蕪湖市のポルシェセンターは7月31日に販売業務を終了する。
ポルシェ中国によれば、これらの店舗では業務調整後もアフターサービスは継続する。同社は、市場環境の変化や自動車産業の転換がもたらす課題に対応するため、中国の販売網をさらに再編していくとしている。
関連記事
2026年上半期、中国の上場不動産企業の約7割が赤字見通し。時価総額はピーク比66%減、投資・販売も低迷し、業界の回復時期は不透明なままだ。
中国の著名経済学者・高善文氏が死去。GDP統計に疑問を呈した後、習近平指示で調査対象となったと米紙が報道。発言機会の制限や講演中止が続き、晩年は公の場から遠ざかっていた
不動産バブル崩壊、消費低迷、投資減速。中国経済は次の成長エンジンを見いだせるのか。専門家は、AI「DeepSeek」のような技術革新だけでは構造的な課題は解決できないと分析。さらに「最大の足かせは共産党体制そのもの」と指摘する
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている
中国の自動車ディーラーは経営圧力が強まっている。7割超の店舗が上半期の販売目標を達成できず、販売員の収入減や管理職給与ゼロの動きも伝えられている