2026年7月5日、2026年ワールドカップ・ラウンド16で、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がチーム2点目を決めた後の表情。(MAURO PIMENTEL / AFP via Getty Images)

世界的スター育成記:ノルウェーがブラジルに勝利後 ハーランドは涙を流した

2026年7月5日、主審の終了ホイッスルとともにスタジアムは熱狂に包まれた。スコアボードにはサッカーファンを呆然とさせる結果——ノルウェーが2対1でブラジルを撃破——が刻まれていた。この北欧の国は28年ぶりのワールドカップ出場にして、北米開催のラウンド16で優勝候補のブラジルをベスト8進出目前で食い止めたのである。

歴史的決戦で最も輝いたのは、アーリング・ハーランド(Erling Haaland)であった。

後半、試合はハーランドの時間となる。79分、サイド突破からのクロスに対し、ブラジルのトップセンターバック2人のマークをかいくぐって跳び上がり、最高到達点で叩きつけたボールは砲弾のようにゴールへ突き刺さった。1対0。90分、ペナルティエリア外で味方のロングボールを受け、迫る守備を交わし左足を振り抜き、鋭いボレーがゴール隅に決まる。2得点で試合を決定づけた。

▶ 続きを読む
関連記事
19年前、メッシが抱いた赤ん坊は後の新星ヤマルだった。偶然の一枚が、ワールドカップ決勝での対決という運命へとつながる。世代を超えた邂逅が歴史を刻む
ノルウェーがブラジル撃破で初のベスト8。三軍が「バイキング・ローイング」で応援動画を公開し話題に。団結の象徴として世界的に拡散している
無名の放浪GKヴォジーニャが、強豪スペインの猛攻を止め歴史的勝ち点を獲得。祖父母への思いと遅咲きの執念が結実した40歳のワールドカップ初舞台で、彼は涙とともに世界の敬意を集めた
39歳でも頂点に立つメッシ。その裏には徹底した食事管理と機能的トレーニング、そして規則正しい生活があった。幼少期の逆境を乗り越えた意志と、12年続く自己管理が、衰えないパフォーマンスを支えている