中国南部の広西チワン族自治区は、中国最大のヘビ養殖地域であり、飼養数は3000万匹を超え、全国のおよそ8割を占めている。今回の洪水では、養殖されていたヘビの流出が新たな影響として指摘されている。(動画のスクリーンショット)

中国・広西洪水でヘビ900匹流出 毒蛇コブラも 1人死亡

中国南部・広西で台風に伴う洪水が発生し、ヘビ養殖場が破壊され約900匹が流出。コブラなど有毒種の拡散が懸念される中、咬傷被害が発生して1人が死亡した。住民の間に不安が広がっている。

台風10号に伴う大雨の影響で、広西の横州では複数のダムで水位が上昇し、危険な状態となった。下流の村や町では浸水が発生した。  

このうち、あるヘビ養殖場が洪水で流され、約900匹のヘビが周辺に拡散した。また、別の養殖場でも約1千匹のコブラが流出するおそれがあり、住民の間で不安が広がっている。すでに住民がヘビにかまれる被害が報告され、このうち1人が死亡した。  

▶ 続きを読む
関連記事
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う
中国で、白菜を長距離輸送する前に防腐目的でホルムアルデヒド溶液に浸す様子を映した動画が最近拡散し、食品へのホルムアルデヒド混入問題が再び注目を集めている。中国産キムチや白菜を毎年大量に輸入する韓国など、周辺国でも懸念が広がっている。
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた
中国でコロナの感染が再び拡大している。7月の感染者は52万2千人と前月から約560%増加。一方、重症者487人、死亡者1人という中国CDCの統計に医師らが疑問を呈している。病院でPCR検査を案内されない患者や医師の証言も出ている