2026年5月11日、北京のスーパーマーケットで野菜を買い物する女性。Wang Zhao/AFP=Getty Images

中国経済は二重の打撃に直面 イラン紛争と構造的脆弱性

中国共産党政権は今年の年間経済成長率目標を4.5~5%に設定した。1990年代初頭に成長率目標の公表を始めて以来、最低水準となる。米中経済安全保障調査委員会(USCC)は、現在の経済動向を踏まえると、中国経済はこの比較的控えめな目標すら達成できないとみている。

その背景には、同時進行する二つの問題がある。一つはアメリカとイランの軍事衝突に伴う外部からの供給ショック、もう一つは、それ以前から続く国内経済の構造的な低迷である。

中国の小売売上高の伸び率は3期連続で鈍化した。前年同月比では1〜2月期が2.8%でピークを付けた後、3月は1.7%、4月は0.2%へと減速し、5月にはマイナス0.6%と減少に転じた。

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