(Getty Images)

音楽療法と音による癒しの違い 心と体を整える音の力

ほとんどの人は、すでにこうした経験をしたことがあるでしょう。帰宅途中に気分を高めてくれる曲を聴いたり、雨音を聞いているうちに眠りに誘われたりする経験です。音は気分を整えるだけではありません。体にも影響を与えます。心拍数がゆっくりになったり、ストレスホルモンが低下したり、痛みの感じ方が変わったりすることがあります。

かつてはニューエイジ的なリラクゼーションとして片付けられていた考え方が、今では不安から慢性的な痛みまで、さまざまな症状へのケアに用いられています。

 

主な仕組みの一つは、神経系に関わっています。音による癒しは、脳波の状態に影響を与える可能性があります。異なる脳波の周波数は、それぞれ異なるリラックス状態と関連しているため、音楽や音は脳をより穏やかな状態へ導く助けとなります。

▶ 続きを読む
関連記事
忙しさが当たり前になり、休んでも疲れが取れない。そんな状態が続いていませんか。現代生活が心と体に与える影響と、ストレスを和らげる5つの習慣を紹介します
スマホを見る時間を減らせば、子どもの心は守れるのでしょうか。オーストラリアの研究から、オンラインでの体験とメンタルヘルスの意外な関係が見えてきました
抗うつ薬を長く飲み続けることには、どんな利点とリスクがあるのでしょうか。再発と離脱症状の違いや、治療を続けるか判断する際に大切な視点を紹介します
「最近うちの子、様子がおかしい」と感じたことはありませんか?思春期の変化と心の不調のサインは見分けにくいもの。米国の専門家が教える、見逃してはいけない警告サインと子どもとの向き合い方を紹介します
雨音を聞くと、なぜか心が落ち着く。その理由は脳の働きや匂いの記憶にあるかもしれません。雨がもたらす意外な癒やしの効果を紹介します