2026年7月10日、あるツアーガイドは観光客を連れて鳴沙山・月牙泉を訪れたが、現地にはほとんど観光客がいなかった。「これならラクダも休めます」と話した(スクリーンショット)

夏の観光シーズンも各地で閑散 景気低迷で旅行支出伸び悩む

景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次いでいる。

広西チワン族自治区陽朔県で民宿を経営する男性は7月30日、大紀元の取材に対し、次のように語った。

「今年の観光業は本当に厳しい。20室あるうち、宿泊客がいるのは2室だけ。訪れる観光客が少なく、道路を走る車もほとんどない。7月は本来なら繁忙期で、去年は部屋が取れないほどだったのに、今年は閑散としている。理由は2つある。雨が多いことと、株式市場が低迷し、景気が悪いことだ」

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
米国が7月13日にイランの港湾と海運に対する海上封鎖を再開して以来、イランの海上輸出は深刻な打撃を受け、中国の買い手がスポット市場で購入できる原油が急速に枯渇している。
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった
中国の若者の間で、カメラやドローン、ブランド品などを購入せずレンタルする消費が広がっている。利用が急増する一方、7月の小売総額の伸びは0.6%にとどまり、内需拡大への影響も注目される