(大紀元、Shutterstock)

多言語を話す人の脳は若い? 最大13歳差を示した新研究

複数の言語を話す人の脳は、実年齢よりも何年も若い状態にある可能性があります。新たな研究によると、その差は最大で13年にも及ぶことが分かりました。

この研究結果は、2026年に開催された欧州神経科学学会連合フォーラムで発表されました。話せる言語の数が多いほど、脳はより若い状態に見えることが示されています。

今回の研究結果は、生涯にわたって複数の言語を使うことが「認知予備力(加齢や病気による脳の変化に対抗する脳の余力)」を高め、加齢に伴う脳の衰えに対する抵抗力を維持する可能性があることを示す神経科学研究の蓄積と一致していると、研究には関与していないアリゾナ大学医学部の神経学臨床教授であり、BrainSavers Inc.の最高医療責任者を務めるポール・E・ベンドハイム博士はエポックタイムズに語りました。BrainSavers Inc.は、アルツハイマー病のリスクがある健康な高齢者を対象に教育や指導を行っている企業です。

▶ 続きを読む
関連記事
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
認知症の高齢女性が、バイオリンの音に反応して目を輝かせた。クラシック音楽が記憶や感情、認知機能に届く仕組みを探ります。
高齢日本人を対象にした研究で、血中ビタミンCが低い人ほど、脳の灰白質が少なく、記憶などに関わる神経ネットワークの結合も弱い傾向が示されました。
少し見るだけのつもりが、気づけば何十分もスクロールしていた――その背景には、注意を引きつけ続けるアルゴリズムの仕組みがあります。脳や集中力に与える影響と、スマホに振り回されないための現実的な対策を紹介します。
歩行は、前頭葉や小脳、頭頂葉などが連携する高度な動作です。歩く速さ、歩幅、腕の振り、方向転換の変化は、認知症やパーキンソン病などの早期サインとなる可能性があります。