クロマグロ漁獲枠25%拡大で合意 2027年から本マグロは安くなる?
太平洋クロマグロの資源管理を巡る国際会議が8月18日にオンライン形式で開かれ、参加する全ての国・地域が新たな資源管理方式で合意した。焦点だった30キロ以上の大型魚は、日本を含む太平洋中西部側で漁獲枠が25%拡大する。手続きを経て2027〜28年の2年間に適用される見通しで、高級すしや刺し身として人気の高い「本マグロ」が、これまでよりも消費者の手に届きやすくなる可能性が出てきた。
かつて乱獲で激減し、「絶滅が心配される魚」の代名詞ですらあったクロマグロが、わずか10年ほどで「増枠を議論する魚」へと立場を変えた——。今回の合意は、その象徴的な節目である。
今回合意されたのは、資源量に応じて漁獲枠が自動的に決まる新しい管理方式への移行である。一律の増枠ではなく、「大きく育った魚は多く獲り、将来の資源となる小型魚はむしろ守る」という考え方が軸に据えられた。
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