カリフォルニア州知事 死刑囚548人の刑を終身刑に減刑へ 州史上最大規模の恩赦
米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は5日、州内の死刑囚548人全員の刑を、仮釈放の可能性がない終身刑に減刑すると発表した。実現すれば州史上最大規模の恩赦となる。対象者の内訳は男性529人、女性19人。
来年1月に任期満了を迎えるニューサム知事は、州民に宛てた公開書簡で今回の方針を明らかにした。書簡では「公職に就いて約30年、政府が正義にかなう形で実現できることには限界があると理解するようになった」と振り返った上で、「州公認の殺人(死刑)はカリフォルニアの価値観と相いれず、法制度の根幹を損ない、我々一人一人の尊厳を傷つける」との考えを強調した。
「不完全な法制度の下で人の命を奪いながら、正義と人間の尊厳という基本的価値観に忠実であり続けることはできない」とも述べた。
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