国共会談が台湾で論争を引き起こし、中共は再び統一戦線を展開
【大紀元4月1日】(大紀元記者金煥による総合報道)国民党江丙坤副主席一行の訪中は、台湾政府内で政党の大論争が引き起こされた。北京で行われた中共中央台湾政策事務所の陳雲林主任と江丙坤副主席の会談は、国民党当局が1949年に中国大陸を失ってから、56年ぶりとなる高層指導者の公式対話である。そのためこれまでに二回行われた「国共合作」が再び話題となった。
中共は台湾の政党紛争を機に、台湾に対して統一戦線を展開することで、反国家分裂法のため、国際社会で孤立された局面から抜け出すことに踏み出す姿勢だ、と世論は指摘している。また、台湾は政党利益の紛争を放棄し、崩壊の危機に直面している中共の恐怖の本質を見抜き、中華民族の将来及び中国の長き平和のため、中共を徹底的に見放すべきだ、と世論に呼びかけている。
30日の会談で達成された十箇条の協定の後に、注目されるのは国共両党の指導者の会談であろう。
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