中国:脱党ブームに怯え、全国一斉捜査と審問
[大紀元日本5月23日] 大紀元時報による一連の社説「共産党についての九つの論評」(以下:『九評』)が、去年の12月に発表されて以来、中国共産党を離脱する動きが、瞬時に広がっていった。大紀元時報のホームページ上で「脱・中国共産党」の意思を表明した人は、5月21日の時点で既に170万人を超え、その大半は中国大陸の人々が占めている。中国国内では、多くの民主運動家が、この運動への支持および支援の立場を明らかにしている。
一方、脱党ブームに怯える中国共産党の怒りは、頂点に達している。すでに全国規模の一斉捜査と審問活動を展開しているが、国際社会の反感を避けるために、それは極秘に行われている。大紀元記者は8日と9日、中国国内にいる、脱党ブームを応援した民主運動家らを取材し、彼ら全員が共産党当局による圧力を受けていたことが明らかとなった。
民主運動家の許万平氏は4月30日、重慶市公安局による家宅捜査を受けた。パソコン、書類、資料、手紙、銀行通帳、現金などが押収された後、極秘に逮捕され、家族は彼の行方を知らされないままである。 同じく北京在住の胡佳氏は4月28日、警察当局よって極秘に拘束され、六日間にわたり残酷な拷問を受けた。現在、彼は極度に衰弱し、自宅に軟禁されている。
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