170万人中共脱退、カナダマスコミが大々的に報道

【大紀元日本5月24日】カナダの大手マスコミは近日、170万人に及ぶ中国共産党脱退事件に注目し始めた。5月21日、カナダの最大の通信カナディアン・プレス、カナダテレビ、グローバルテレビ、トロントのローカルテレビ局シティテレビはこの事件を報道した。

カナディアン・プレス(Canadian Press)は「トロント、170万人中共脱退集会を開催」と題する記事を配信した。記事の中で「芝生は支援者によって埋め尽くされた。彼らは中共の悪行を暴露し、離党者に離党証明書を交付した」と書かれている。

カナディアン・プレスはカナダ最大の通信であり、配信したニュースはほかの新聞・テレビにいつも転載されている。

この報道の前日、カナダの元保守党党首、現在保守党の外交問題を担当しているダイクウェール・ダイ(音訳)国会議員は、『九評共産党』のシンポジウムの中で、「中国の民衆が共産党脱退することは非常に重要な出来事である」という見解を述べた後、カナダと国際社会のマスコミがこの事件に対して無関心であることを強く批判したばかりである。

カナダテレビは「数千人がオンタリオ州のクィーン公園に集まり、中共の党旗を焼却した。多くの中国人はスローガンを連呼し、脱退を声明した170万人に応援を送った」と報道し、さらに「これは世界各地で開かれた一連の活動の一つに過ぎない。人々は今、公に中国共産党を批判している」と付け加えた。

チャイナタウンで行進中のデモ隊(大紀元)

ある参加者は「中共は中国の文化、伝統と道徳を著しく破壊した」と強く中共を批判した。

シティテレビは夜のニュースの中で集会の映像を放映した。「デモの参加者は「No more CCP!」(中共を捨てよう!)と連呼している。これは中国人が(中共に対する)恐怖を乗り越え、民主に向かっている重要なターニングポイントであると解説した。

(トロント=楊舒)

関連記事
SNSが情報の主役となる中、従来のメディアは信頼性を失っている。イーロン・マスク氏が語る「人民による人民のためのニュース」。急成長するXがメディアの常識を変え、人々の知識欲を満たす新しい情報源に。
中国が暗黒時代に突入したようです。11月に入り、公共の場で無差別殺傷事件が急増し、珠海市での車両による大量殺傷事件も含め、社会に衝撃を与えました。数日間で複数の場所で無差別攻撃が発生し、多数の死傷者が出ています。政府の無力さに対する市民の絶望が顕著になり、社会的不公正が根底にあると指摘されています。中共は滅亡へのドアが開いているようです。
アルゼンチンのミレイ大統領が経済「ショック療法」で奇跡を実現。赤字を黒字に転換し、インフレを大幅に抑制。トランプ氏もこれを参考にし、政府効率化に着手か?アメリカ経済への影響を分析。
トランプ氏が再選され、外交戦略を展開。友人のマスク氏がイランと秘密会談を実施し、米イラン関係の改善を目指す新たなアプローチを模索しています。イランはトランプ暗殺未遂の背後にいたはずだが、トランプの凄さはそれさえも乗り越え、対極を動かそうとするところ。
インフレの深刻化に対し、政府支出削減、規制撤廃、経済成長促進が鍵となる。アルゼンチンの改革事例を参考に、迅速かつ大規模な経済政策が必要だ。時間が限られる中、政治的決断と具体的行動が求められている。