広東省の小中学生、ハンストで民主選挙を求める
【大紀元日本6月4日】 中国広東省恵州市恵東県黄埠鎮で6月2日、100名余りの小中学生が鎮政府の前にハンストを行い、民主選挙を求めるなどを抗議する事件があった。
香港紙・林檎日報によると、制服姿の小中学生ら、「民主選挙を実行せよ」「汚職官僚をかばうことは反対」などのスローガンを挙げ、鎮政府の所在地にハンストで請願を行った。一部の保護者も同行した。学生全員は、京洲村村民の子女だという。
京洲村から香港に移住した林さんによると、村は当日から新しい幹部の選挙が始まる。しかし再任のため、千元で一枚の投票を買う賄賂行為がすでに見られた。村民がそれについて抗議したり、広東省政府に請願したりしたが、未だに解決されていないという。
村の幹部らが権利を乱用して土地を売った収入を個人で使い、さらに賄賂で再任しようとしているようだ。不満の村民達が子女を連れて6月2日にハンストで鎮政府に抗議、民主選挙を求めたいという。
村民らは、公正な解決案が出るまでハンストを続けるようだ。
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