中国人集団自殺、シドニー難民留置センター

【大紀元日本6月20日】6月18日午後2時ころ、ニュー・サウス・ウエールズ州シドニー市のヴィラウッド難民留置センターで中国人の集団自殺があった。同センター2号棟に抑留されていた中国人女性・黄小娜(音訳)さんが手首を切り自殺を図り、3号棟に抑留中の中国人男性ら12人も同様に手首を切った。黄小娜さんは失血多量により重体。また、センターに抑留されている60人から70人の女性らもパニックに陥り、一人が心臓発作で黄小娜氏と同時に付近の病院へ運ばれた。

 難民行動連盟のジャマール・ダウド氏(Jamal Daoud)によると、内部からの情報では、女性二人が病院へ運ばれたが、男性ら12人は3号棟前の芝生に残されたまま、病院へは搬送されていないと話した。2時間後の午後4時ごろ、男性らは一人部屋の1号棟へ移動された。

 センターにいる中国人からの情報によれば、自殺を図った人達が病院の代わりに1号棟へ移動された時は、治療を受けるのではなく、懲罰を受けることを示すという。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリアのヒクイドリといえば、世界で最も危険な鳥とされており、その名を知っている人が名を耳にすれば背筋がゾッとするでしょう。 ヒクイドリが恐ろしい理由として、発達した太ももの筋肉と、鋼鉄のナイフのような鋭い爪を持っているからです。
ニュージーランド高等裁判所は、英国の女性権利活動家のポージー・パーカーことケリー=ジェイ・キーン=ミンシャル氏 […]
太平洋島嶼国のソロモン諸島の警察はこのほど、警官32人が訓練と中国文化への理解を深めるために中国に出発したと発 […]
豪州政府はこのほど、中国企業が北部ダーウィンの商業港を99年間賃借する契約について、安全保障上の観点から見直し […]
豪ノーザンテリトリー州のウッドロフ小学校(Woodroffe Primary School)はこのほど、中国政 […]