パリ:欧米各国民衆、中国共産党300万人脱党を応援

【大紀元日本7月14日】7月9日午後、パリ市中心部のカナダ広場で欧米各国からの民衆数百人が集まり、中国共産党からの脱党を表明した人数が300万人に近づいたことに対して応援集会が行われた。

去年11月、大紀元時報が社説「九評共産党」(共産党についての九つの論評、以下九評)を発表してから、7ヶ月で280万人以上がネットで中共からの脱党を表明した。また、最近オーストラリア、カナダ及びベルギーでは、中共の役人が相次いで中共政権から離脱する事が起こった。

欧州連合議会の副議長マクレンス・コット氏は集会主催者の欧州脱党センターへ祝電を送り、集会参加者に真摯な支持を表明した。手紙の中で「こうした活動は中国での公平及び基本的人権の確立に向けての運動を勝利へ導く」とし、「中国には今、大きな変化が起こりつつある」とも述べた。

台湾大学政治学教授の明居正氏が講演し、「当時の共産主義の理想は醜い現実となり、世界各地の共産組織が人々に大きな害を与えており、中でも中国共産党は最も下劣である」「九評は300万人の良心を目覚めさせ、共産党という悪霊と決別させることができた。そのために彼らは多大な努力をしなければならなかった。この集会は恨み広げるためではなく、勇気を支持し、良心の覚醒を呼び起こし、暴政を終結させるためだ」と語り、またさらに多くの人が脱党し、共産党政権の崩壊を知るだろうと語った。

ドイツの国際人権組織代表のワルトラオト氏は、中共が84年の執政中八千万に上る人を不正常な形で死亡させたことを列挙し、自然と人間性を尊重するという中国数千年の伝統文化と価値観を文化大革命を通じて破壊し、中国人を中共統治の道具にしたと述べた。

また、フランス・チベット協会主席や中国民主党フランス支部主席らも発言した。欧米の多くの国から支持者数百人が集会に参加した。ベルギーのニコラス氏は、多くの中国の友人が中共からの迫害を受けており、自らの意思で中共を離脱する、勇気ある人への支持を示したいと話し、共産党の発祥地であるパリで公に中共からの離脱を支持するのは歴史に新たな1ページを綴るだろうと話した。

集会後、太鼓と爆竹の音が鳴り響く中、「PCC PLUS JAMAIS」(中共を捨てよ)、「欧州は300万人の脱党を応援」、「共産党のない新中国を迎えよう」の横断幕を掲げながら、パレードの隊列がパリ市の中心を進み、エッフェル塔の下にある人権広場へ向かった。

(大紀元)

(大紀元)

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