WHO:四川省の伝染病、1種類のウィルスだけではない可能性
【大紀元日本8月3日】ブタ連鎖球菌2型用のワクチンが7月31日、初めて四川省に届き、疫病のさらなる拡大を阻止する。しかし、WHO(世界保健機構)は、状況の深刻さからみると、伝染源は1種類のウィルスだけではない可能性が高いという見解を示した。台湾の東森新聞が伝えた。
WHOスポークスマンのディズ氏は、「ブタ連鎖球菌2型だけではなく、別種類の細菌あるいはウィルスや有毒物質がその伝染源になっているのも考えられるが、我々は確認できない」と発言した。
同時にWHOは、ブタ連鎖球菌感染はSARSのように、全世界に蔓延する可能性は低いとも予測している。
一方、中国本土では感染者数が増大しており、8月1日正午までに、感染者は198人に達し、うち36人が死亡した。
予防処置に、香港の衛生部門は、ブタ連鎖球菌感染症を報告体制に編入することを検討しているという。
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